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2006-06-21
[大判印刷市場開拓]  大判プリンターによる看板作成事例
下の写真は、 セントルイスにあるミシシッピー川クルーズの船着場。 米業界誌 Graphic Arts Monthly のサイトで、 看板の制作データが紹介されている。



看板の半円形部分は、 高さ約5メートル、 幅約9メートル。 基盤は厚さ0.3ミリの2枚のアルミニウム板でポリエチレンの層をはさんだもの。 同量のアルミ板を用いた場合にくらべ、 強度は倍、 コストは3分の1という。 半円の右に伸びている長方形の部分も、 基盤に同じアルミ板を用いた。
半円形の中央にある19世紀の河船の画像は、 裏面に接着剤を塗布したビニールシートに 3M の静電式プリンターで印刷し、 ラミネート加工したのち、 手作業で切り抜いて基盤に貼り付けた。 半円を縁取る歯型のような部分は、 高密度ウレタンをルーター (切削工具) で切り出して彩色してある。

この時計も、 同じ船着場のもの。 ほぼ同様の特性のアルミ基盤が使われている。

このプロジェクト全体に占める印刷の比重は大きなものではないが、 ヒントになることは多い。 Graphic Arts Monthly の記事は、 「この複合的プロジェクトは、 建築の外装に大判印刷を利用するビジネスの可能性を示した」 としている。

参考記事:
» Graphic Arts Monthly
» Alcan News
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